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ヘッド

どのくらいよく縫えるのかはやや未知数のまま、できれば今気に入っていてよく縫えると思う「垂直半回転釜」、「同じボビンケース」が使えればちゃんと縫えそう、という先入観のもとにmodel15を選んだと思います。model12もとても美しいのですが、針板も特殊な形。実用品としては難しいような気がしてあきらめて。

model15でもバリエーションが実にいろいろあるのですが、後半になるほど、返し縫いができるようになったり、ダイヤルに目盛りがついたり、、、はいいので、15の後半を希望していたのですが、後半になると水平釜に、そして模様もシンプルになっていくのだそうです・・・。アームの部分も太くなったりして華奢な感じが失われていくような。。。

お花や草木の模様が心にひびいていたのですが、きれいな模様のは15の前半になるのだそうです。そしてちゃんと垂直釜。英語圏のネットでさんざん探した中でも断片的な情報しかなく、マスザワさんが一番詳しかったのです。けっきょくは、返し縫いや目盛りはあきらめて、半回転垂直釜とこの模様で選びました。それほどこの模様がきにいってしまったのです。それがこの15-40。

が、15-40のお花模様(Tiffany Decals)も何台もあるうち、アームの部分はヘッドを収納するときにぎゅっと持たれやすく、絵がとれてしまいがちでよい状態のものがなかったそうで、けっきょく大切なコレクションの中から出してくださったのです・・・。大正時代のものなのだそうです。
感謝です・・・

押さえ

押さえをあげたところ押さえをさげたところ

左は押さえをあげたところ、右は押さえをさげたところ

糸調子つまみ

押さえをあげたところ押さえをさげたところ

側面の上糸調整部分。0~9までしか調節がきかないのと違って、目盛りこそありませんが、調整範囲がとても広いです(無段階)。これも縫い目のきれいさに差が出てくるポイントなのでしょう。
左は押さえをあげたとき、右は押さえをさげたとき。写真では微妙ですが、実際には上糸がするすると出てくるか、しっかりと少しずつ出てくるか、の差があります。

針目調整つまみ

針目の長さを調整するところです。
つまみを右にまわしてゆるめ、上下に移動させ、左にまわしてしめます。
大体、一番下でギャザーよせなどのような大きな針目、上半分くらいではこまかすぎてどうしようというくらいなので、下から1/4くらいが好みです。でも
ペースセッターではもう少し細かい針目で縫っていたので、真ん中よりやや下、くらいが通常の縫い目かも。アナログなので、微調整です。
目盛りがないのがちょっとは不安でしたが、問題なかったです。

押さえ調節つまみ

なにに使うのか気になっていたつまみがあったのですが、ペースセッターと縫工房と見比べていて、押さえ調節つまみとわかりました。デニムでばっちりだった
のが、普通のコットンより少し薄いくらいの生地では薄すぎて布にしわがよってしまったのですが、ここをまわして押さえ圧を弱くしたらよくなりました。これ
も無段階なので、すごいことです。無段階だけれどネジのミゾを数えると少し目安になります。細かいテストは縫いの実力のページで。

こんなふうに、ネジを回していくと押さえ圧が変わります。
ちなみに、ペースセッターではレバーで3段階切り替え(薄物、普通物、厚物)、縫工房では無段階なのですが、まったく目安がないのが難点です。説明書には
通常さわらなくてokです、なんて書いてあるし。確かに縫工房はどんな厚さの布でも、かなりすいすいいくのですがこれはどちらかというと、ロックとかの用
途なので違うミシン。直線縫いミシンではやはりここが調節できることは、いろいろな布をきれいに縫うためにはあったほうがいいのではと思いました。

針部分

針は、家庭用の針がそのまま使えるそうです(一面が平らな部分がある普通のタイプです)。15-40の場合は、平らな部分は後ろ側に、糸は左から右に穴に通します。
針板部分は実用性を考えて、新しいものにしているそうです。

針板部分

送り歯が、少ないです。
実際に縫っていて、それがどうも、唯一の弱さかもしれません。が、押さえを変えることによって、調節がちゃんとききました。ので、縫いの実力のページを見てみてね。

ボビンケースとボビン

ボビンケースは現在、家庭用半回転釜用として売られているものを使えるそうです。これが希望でした。ペースセッターの大量のボビンをそのまま、15-40でも共有できるので、重宝です。
ペースセッターのときには気がつかなかったのだけれどボビンには細いミゾをがあって、それを15-40の下糸巻き部分にセットするのですが、ミゾの深さや
長さがボビンによってさまざまで・・・、マスザワさんはそれを心配してくださっていました。でも問題ないようです。多少ミゾが小さくて隙間があいてしまっ
ても、下糸巻きが多少左に偏る程度で、縫うときに問題はありませんでした。

下糸巻き

下糸を巻くところです。
左はセット前、右はセット後。ボビンのミゾにあわせてセットすると、下糸巻ゴムが皮ベルトの動力をうけられるようになるのです。
下糸巻ゴムは消耗品だそうで、ここが磨り減ってくると巻けなくなるとのことで2こも予備をくださいました。
マスザワミシンさんのお店で、はじめてちゃんと足踏みミシンの前に座り、講習までしていただいて、その最初が下糸巻きでした(最初逆回転ばかりしてびっくりしました)。
この下糸の巻きには、驚いてしまいました。歯車がいくつかかみ合うように動いて、それで下糸が巻かれていくのです。ハート型の部品が入っているのだそう。ともかく感動的でした。
実は下糸巻きは使えるかよくわからず、ペースセッターのほうでしよう、と思っていたのです。が、すっかり15-40でのほうがが気に入ってしまいました・・・。5歳の子どもも、下糸巻きを1円でお手伝いしてくれます。

上、背面の模様

こんなところにも、こんなにきれいな模様があります。家族の反対さえなければ、家の中央に置いてしまいたいくらいです。。。

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