きちんとした長そでシャツ11」の画像

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きちんとした長そでシャツ11

作品データ
サイズ: 
105~115cm
着たころ: 
4歳9ヶ月~(冬)

ひとつ大きなサイズでつくりました。前に秋冬のシャツ用にと買っておいたやや起毛っぽい感じの布ですが、1mでぎりぎりでした。1mで買ってた布から先に縫っていかないと~。めずらしくチェック。メンズシャツではストライプが好きみたいだけど、チェックもマイクロチェックならお休み着にならずにすみそうで。

裏と表と、びみょーにしか違わなかったので、裁断後すぐに、うらには「うら」とチャコペンで書いておくことにしました。ペンの後ろでこするとすぐに消えたので、恐れずに書くことにしようと思いました。チェックの柄あわせはやっぱりちょっと大変ですが、ストライプの応用。1mm以上のずれはないのだけど、カフスつける前の袖口の部分の確認を忘れたみたい。チェック(ボーダーも)はここがまっすぐになっていることを確認しなくちゃ・・・。

ヨーク背中側にネームタグがないとやっぱりなにかが足りないような気がして、衿のと2つ、同じものだけれど、、、と思いながらもつけました。たぶん私の服の定番。
パパのシャツの変形フラップポケットにスナップボタンがついているのをなぜか子供がとても気に入っていて、前回のシャツでフラップにボタンがついていな かったというので、今回はつけてみました。でも思っていたのとはちょっと違ったみたいでした。今にもっとデザインの効いた変形のもできるようにがんばるね ~。ネームボタン、すっかり気に入ってしまいました。昔買ったポリボタンはもうつける気になれなくなったくらい。1こ50円か1こ100円かの違いなのに・・・。今回で黒蝶貝の在庫は使い切ってしまいました。
ネームタグとサイズタグは、台衿がまだ一枚のうちに、しっかりぐるっとステッチで縫いつけておきました(子供ものは洗 濯回数が多いので、こうしておかないと必ずいつかサイズテープがとれてしまうのです・・・)。タグはしっかりとアイロンをかけてぺしゃんこにしてから、両 面接着テープでちょっと借り付けしてから縫い付けると楽にきれいにできました。いままでは白に黒の織ネームのサイズタグだったのですが、どうしてもあわな いので、黒に白のものに変えました。これはスクリーンプリントでちょっと心配でしたがきれいで、なにしろ色があってうれしいです。
台衿部分のアップです。えりをたてて見ています。今回は忘れずに台衿に衿をつける位置をしっかりとしるしをつけました。(今頃・・・)。でも2mmくらい 余裕があってもいいかも。とがらせてもチャコペンの誤差かなぁ。気をつけないと。(はさみでV字型にノッチを入れていたので誤差が出たようです。まっすぐ な切り込みだけにしたほうがいいかなぁ)
前あわせは、上前は前立てをつけ、下前は3つ折タイプにしてみました。なので、型紙も、左右前身ごろで別々です。やはりこれがいいです。
フラップつけの縫い代は隠れて見えないのできれいです。ピスネームですが、今までもしていたのですが、バランスを見て、そのままつけたのでは太いなぁというときは、細くして1行だけが見えるようにしたりしてます。
袖つけと袖・脇の縫い目だけがロックで見えてしまっていたのがやはり気になるので、サイズを変えたついでに、この部分の縫い代を1.5cmにして、折り伏せ縫いにしました。やはりこのほうが、裏もほんとうにきれいです。
これも裏側のアップです。袖つけと袖・脇の縫い目部分です。
ポケットフラップのつけ方を参考に、一度目の縫いのあと、洗濯ネームの縫い代を少しカットし、その後二度目の縫いで、洗濯ネームの縫い代が見えなくなるように縫いました。
実は、今回の失敗、、、は、なぜか袖口のサイズが1cm長かったこと。型紙上も裁断上も、理論値では大丈夫なはずなのに、、、脇を縫うときに間違えたのか なぁ。しかたないので、袖のタック2本ずつを、5mmずつ深くして対処。うーん。カフスの縫い方、ゆとりを入れる『工夫されたあきの縫い方』の縫い方で、『メンズシャツカタログ』の、まず中表にして表カフスだけを縫い付ける、という縫い方をミックスしてみたのですが、やはり『工夫されたあきの縫い方』のほ うが、縫いにくかったりしますが、仕上がりはきれいなようです。とくにチェックやボーダーのときは袖口とカフスのあわせ部分が気になるので。1mmの誤差 でも細かいチェックのときは、、、。でもチェックの場合カフスの表にゆとりを入れるとカフスの片側の端が少しだけずれてしまう。まだ試行錯誤です。
ボタンホールのアップです。
裁断して、接着芯、接着テープをはったところです。接着テープ、ストレートとハーフとかなり多めに貼ったのだけれど、縫ってみたら縫い代からはみだしてし まうのもや、ステッチのときに厚くなりすぎて縫いにくくなってしまうところなどもありました。接着テープについてはあまり本にも載っていないので、いろい ろこれから試行錯誤かな、というところです。今回の接着芯は、手持ちのダンレーヌのR111でもR222(デニムやコーデュロイに貼ったときものすごくよ かったです。)でも、ニットタイプで伸びるのであわず、昔買った不織布タイプのを使いました。ほんとはダンレーヌのもっと薄手のとか増やしたいです。
制作データ
材料費: 
1600円(布504円、ボタン980円、HAND MADEタグ 25円、サイズタグ 8円、ネームタグ 25円x2、洗濯ネーム11円)(m単価504円)
素材: 
綿100%
素材入手先: 

布はジャスコ パンドラハウス、ネームタグ・ピスネームはネオ・ジャパン、洗濯ネームは孝富、ネームボタンはアイリス、黒地のサイズタグはSHOPヤナギサワ

針: 
11号、ボタンホールとタグステッチは14号
糸: 
アサヒ熊テトロン50番90(くすんだ肌色)、ボタンホールとタグステッチはアサヒ熊テトロン30番469(茶系)、ボタンつけはダイヤフェザーテトロン20番133(赤)
型紙: 
『[[手作り子供服 (2003~2004年版)]]』p98の製図をもとに、少し補正したもの
参考

手作り子供服 (2003~2004年版)』p59の写真、p98の製図

「シャツカラー82」『衿のデザイン188』p45

「玉虫シャンブレーのスタイリッシュシャツ」『クライ・ムキのメンズシャツカタログ』p48-49

「前立てをつけたあき(略前立て)」『合理的なテクニックを写真で学ぶ1 工夫されたあきの縫い方』p19-20

上前と下前のパターンを変えるために『写真解説ソーイング 洋裁編 洋裁のこつ85』p47

カフスの長さと短冊の製図の参考に、「袖口のあき 短冊あきとカフスつけ」『合理的なテクニックを写真で学ぶ1 工夫されたあきの縫い方』p61-64

下側短冊の参考に、「玉縁布の折り方の順序」『合理的なテクニックを写真で学ぶ1 工夫されたあきの縫い方』p58

短冊(1枚で短冊と下側短冊になっているもの)の参考に、「短冊あきの袖口の縫い方」『合理的なテクニックを写真で学ぶ1 工夫されたあきの縫い方』p48

台衿がきれいに立つために、「台衿つきシャツカラーの問題点 1,2」『試着前試着後の型紙補正』p96 で台衿のパターンを補正

「衿(台衿つきシャツカラー)」『わかりやすい裏布と接着芯のつかい方』p88

「」『接着芯の本

「基本型Aの早縫いシャツ」『クライ・ムキのメンズシャツカタログ』p22-31, p44

台衿がよりきれいに縫えるように、「台衿つきシャツカラーの縫い方」『写真解説ソーイング 洋裁編 部分縫い・基礎知識』p42

折り伏せ縫い始末、「シャツスリーブの縫い方」『写真解説ソーイング 洋裁編 部分縫い・基礎知識』p51

カフスがよりきれいに縫えるように、「カフスのつけ方」『写真解説ソーイング 洋裁編 部分縫い・基礎知識』p49 はしっこの縫い代の始末のしかた

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