2010 OSECHI

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元旦に詰めて急いで写真を撮ってふろしきで包んで、車に乗って(私は運転ではなくこれを抱えて)実家まで運び、
近くに住んでいるおばも一緒に、今年も6人でのお正月(おせち食べ)です。
(おばの手作りのお料理も一緒に、テーブルにたくさん並びます。私はこういう食卓が大好きなのだとつくづく思います。)


さて今回は、1、2、3の重をそれぞれ、
たんぱく質、野菜、甘いもの、
として考えてみました。毎年3の甘いものをつい品数多く作ってしまいます。
1と2を分けて考えてみたことで、2の野菜が足りないことに気がつきました。
2011年のおせちでは、野菜系を追加しよう、と思いました。


そしておせちはハレの料理なので、おめでたいもの、色のあざやかなもの(添加物によってではなくて)、形のきれいなもの、いつもよりは贅沢に詰めるのがよいのかなぁと思いました。家族3人くらいで食べるのではさすがにもったいなくて品数が減ってしまうから、集まってのお正月、なのかも。


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南天の葉は、ベランダから。今年で2年目、どうも寒くなると赤くなってしまうのです、でも落ちるほどでもなく、暖かくなると緑に戻って!不思議。クリスマスころに切花コーナーで洋ランを探していたら、緑の南天の葉がいっぱいありました。まぁ、売っていたのね~。洋ランはまたうっかり買い忘れ。いつも食材買うところと切花を売っているところが、まったく違うので、うっかりです。やはり洋ランのようなのもベランダに植えないと、、、。


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1の重に


えびのうま煮 (この詰め方はいまいちですね。縁起ものだけど食べにくいからと敬遠されてしまうのでなんとかならないかなぁ)


鶏の照り焼き


焼き豚(いつもよりもやわらかく仕上げたところ、やわらかすぎてとろとろでした。味はよかったんだけど、とろとろすぎでした)


ぴり辛ごま田つくり(オーブンで空焼き)


ぐちかまぼこの飾り切り


サーモンのレモンマリネ(去年のレシピを探したんだけど見つからず、やっぱり創作で。薄切りの玉ねぎを少し水にさらして、おいしい(臭みのない)スモークサーモン(生活クラブの)を、レモン汁と有機のオリーブオイル、塩コショウでマリネにしてみました。)


ひらめとかいわれの昆布じめ(年末に有元さんのおせちの番組があって、ながら見でしたが、おかげで昆布を無駄にしないでうまくできたと思います。あとで見ようと思って録画したのに、間に合わなくて。2011には!。メープルシロップ版も、とても気になっていて、試そうと思っていたのですが、2011に、、、。)


塩いくらのゆず釜(生活クラブの注文をうっかりしそこねてデポーへ買出しに行ったら、久々に塩いくらを見かけて。(塩いくらは、ぜったいしょうゆいくらよりおいしいです) けっきょく9歳の子供がひとりでこのいくらを抱え込んで食べていました、、、。大人はちゃんといろいろ食べていたのに。華やかになるし、元旦にあっというまに用意できるので、ゆずとともに買い置いて毎年おせちに加えよう~。)


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2の重に


きゅうりの中華漬け


紅白なます(細かい千切りにするのですが、細かすぎでした。そして水気をよく切るのですが、きりすぎでした。だいたい、私は本に書いてある注意書きを、真正面に120%従ってしまいすぎて失敗する、という傾向があるようです)。ほどほどが大切でした。そして紅白なますは、素精糖では茶色っぽくなってしまってだめね、気をつけないと。ゆずの器に入れてみました。


れんこんの炒め煮(たたきごぼうと色がかぶりすぎですね、サイズ大きさも)


たたきごぼう(2010おせちで初。お酢の味なのですが酢の物と味が微妙にだぶるので、ごまあえっぽく甘いほうが、いい?ついあまくしてしまう、、、)


ここは4品なのでちょっと少なかったです。


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3の重に


ゆずのはちみつ漬け


あんずの甘煮 (今年は甘みをつける前に、うんとふやかすようにやわらかくしてみました。パートドフリュイをつくっているときに似ていました。)


栗きんとん (金時芋を選ぶのが最大のポイントでした!繊維が違うのです。さつまいもでは馬毛で裏ごしても繊維があるのに、金時芋ではなめらか。粒は残るので馬毛で裏ごしするとほんとになめらか!


デポーに買出しに行ったときに、普通のさつまいもと並んで金時芋。1本350円もするので、1本にしておきましたが。あっというまになくなってしまった量でした。金時芋1本に対してくちなしの実1つは多かったようです。


栗の甘露煮は秋につくっておいたもの。お菓子作りで、栗製品の缶詰をメーカー違いでいくつか試しているうちに、ライトシロップのものは日持ちが悪く、ヘビーシロップのものは日持ちがよいことから、そうか、甘露煮も、ヘビーシロップ状態になっていることを確認しておけば日持ちがするのね、と気がつきました。最後に栗を取り出した後のシロップを煮詰めますが、どろーんとするくらいになっていることを確認すること。それにしっかり浸かっていれば、お正月まで冷蔵庫で(念のため。脱気もすれば常温でも大丈夫かも。少量なので冷蔵庫でも。)しっかり持つのでした。この場合は脱気は関係ありませんでした。)


りんごカン(梅の花とは違って6枚の花びらです。お正月終わってからようやく梅の花の抜き型を買いました。2011こそは!2009はムーランの使い方が悪かったようで、今回はすんなりきれいに。紅玉の皮の色だけでのピンク色です。粉寒天バージョンでつくっています。これもパートドフリュイをつくるときに似ています)


だてまき(長めに焼きましたが上の焼き色が薄すぎて、渦巻きがありません。サイズの関係で本のままではできず、量が多いようで、焼き時間が本よりかかるようです。まだ工夫しないと。1本しかつくらなかったらあっという間になくなってしまったので2011は鬼すだれを1枚追加して、2本はつくろう。)


豆きんとん(素製糖ではなく白いお砂糖を使うべきでした。よくよくやわらかくなってからお砂糖を入れるように気をつけました。)


黒豆(今年はほとんど3日間、コンロがあいたら火にかける、を繰り返してやわらかく煮ました。はじめて、汁から出したままでもぷっくりふくらんだままの黒豆となりました。黒砂糖と上白糖と半々でややさっぱりのバージョン。次回は倍量か3倍量でつくろう。去年収穫したのがたくさんあります。)


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おまけの写真は、保温冷庫の中で元旦を待っているおせちの一部です。天然酵母パンのバージョンアップ用に入れたものですが、ときにデザート用冷蔵庫となります。おせちのときにも大活躍でした。(青いふたのガラスタッパーは、とても厚手でにおい移り対策にはばっちりなのですが、重いので、あまり積んでいると棚板を壊しそうで、心配です。)


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いままでで、とりあえず、いちばんきれいに、おいしくできました。かつ手早く。


さて来年もがんばろう。(まだ今年はじまったばっかりですが!)


 

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