納豆

けっこうおもしろくできるものでした。お味噌づくりや煮豆に慣れてからつくったほうが、いいと思いますが。

できあがったら、冷凍し、1ヶ月くらいで食べます。そのうちの一部を種納豆として、1ヶ月ごとくらいにつくると、ずっと自家製もできそうです。納豆菌はずいぶん強いようです。

ざいりょう

約20食分(1食分は約40g)
とはいえ、 このうち200gくらいは次回つくる時の種納豆とするので、約15食分。
2人家族、週2回くらい食べるとして、約1ヶ月分。

大豆(できるだけ国産を) 2カップ
市販の納豆または自家製納豆 200gくらい

じゅんび 保温容器を工夫する

40度を15時間、保てる容器を工夫します。

発泡スチロールの箱と、あんかを利用してつくってみました。右下のところにカッターで穴をあけて、電気のコードが通せるようになっています。

バットをのせたとき、浮いてしまうと熱効率が悪いので、ジャムの小さな空き瓶を、ゲタにしてます。

つくりかた1、1日目の夜、大豆を水につける

大豆を洗い、お鍋に入れたたっぷりの浄水につけて、 一晩おきます。

つくりかた2、2日目の朝~夜、大豆を8時間煮る

1. 弱火で8時間、大豆を煮ます。お味噌のときと同じように、最初の30分くらいは、特によく、アクをとりながら煮て、あとは30分おきくらいに見に行って、差し水をし、常に大豆が水に浸かっているようにします。途中で火を止めて、休み休みでも大丈夫。

2. 煮あがったら火をとめ、粗熱がとれたら、ふたをして、夏は冷蔵庫に入れ、翌朝まで寝かせます。

3. 種にする納豆を、冷蔵庫に移して、自然解凍にしておきます。

つくりかた3、3日目の朝~夜、種納豆と合わせ、14時間保温する

1. バットを用意します。底に水分がたまるので、すのこ状になるように、底に竹のはしを置きます。

2. 煮た大豆を、もう一度火にかけます。熱くなったら、熱いうちに種納豆を加え、よく混ぜます。

3. バットに経木を敷き、豆を薄く広げ、経木をのせます。横に2つ、上下に2段、合計4つに分けています。

4. バットに、ふわっとラップをかけ、保温器に入れ、ふたをずらしてのせます。温度計を差し、タイマーをセット、40度で、15時間保温。

5. できあがり。

最初の1週間で食べる分の1包みは、保存容器に入れ、冷蔵。

6. 残りの3包みは、机の上にラップを広げ、その上に、経木ごとそっとのせ、包みます。保冷バックに入れ、冷凍。

さんこう

  • 増岡 弘 『マスオさんの美味しい味噌づくり』 1995
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